欲望のコントロールができないのが動物でしょう。
理性を持ち合わせた人でも、食欲や物欲など欲望をコントロールするのはなかなか難しいですね。
目の前に美味しそうなパンがあれば、ついつい手を伸ばして食べてしまいます。
テレビゲームが目の前にあれば、子供はすぐにゲームを始めるでしょう。
食事も遊びも時間を決めて行うのが、欲望のコントロールに大切です。
そんなとき、時限式金庫である「タイムロッキングコンテナ」が重宝します。
目の前に見えてても、時間が来ないと開かない頑丈な箱なのです。
タイムロッキングコンテナの使い方などを調べてみましたので、シェアしてみたいと思います。
プリコミットメントを使いこなすために!
プリコミットメントとは、「将来強い欲求に襲われることを事前に見通して自らを拘束すること」をいいます。
つい誘惑に負けてしまう行動をどうすればコントロールできるのか?
とても勝てそうもない誘惑を事前に察知して安全なうちに潰しておくことが大事なのです。
例えば、出勤前にランニングをすることにしました。
ランニングをする強い意志を持っていたとしても、「今日は・・・」と三日坊主になったりします。
そこで、家族にランニングすることを告げたり、夜のうちにランニング用のウェアーやシューズを揃えておく等、ランニングをしなければならない状況を作り出すのです。
このような、「プリコミットメント理論」に基づいて開発されたのが「タイムロッキングコンテナ」なのです。
タイムロッキングコンテナの使ってみる!
あなたの周りの様々な誘惑を仕掛けてくる物には、例えばタバコ、お酒、お菓子、そしてゲーム機やスマートフォンなどがありますね。
今は自分にとって大事な時間だから、3時間だけは我慢が必要というとき「タイムロッキングコンテナ」が活躍するのです。
そう、「欲望をコントロールする時限式金庫」なのです。
タイムロッキングコンテナの使い方
- ボックスに欲望をコントロールしたいものを入れ蓋をします。
- 蓋の上部のダイヤルを回して、解除する時間にタイマーセット(最短1分から、最長約10日まで可能)
- 蓋を上から押しこむと5秒のカウントダウンが表示され、0になるとつまみが出てロックされます。
上記の5秒のカウントダウンは執行猶予時間。
この執行猶予時間ないに再設定ができます。ただし、カウントダウンが終わると蓋はロックされ設定された時間が過ぎるまで蓋は開けることができなくなります。
タイマーの延長
「タイムロッキングコンテナ」のタイマーは延長が可能です。
ただし、短縮はできません。甘えは許されないのです。
タイムロッキングコンテナが電池切れのときはどうする?
「タイムロッキングコンテナ」は電池式ですので、電池切れになることもあります。
でも、大丈夫!
電池切れになっても開きません。カウントダウンもストップします。
電池を入れ替えるとカウントダウンがスタートします。
タイムロッキングコンテナの価格は?
1万円前後で販売されていますね。
多分に欲望に負けて壊すのにはもったいない価格設定なのかもしれません。
まとめ
「自分は欲望には負けない」と思っている方もおられるでしょう。
本当にそうですか?よーく考えてみて下さい。
「自分は欲望には負けない」と思っていても、妥協していることが多いはずです。
「タイムロッキングコンテナ」を禁煙やダイエットに活用してら、きっと成功へつながると思います。
また、受験期の子供のスマーフォン依存、小さい子供のゲーム機依存にも活躍すると思います。